2010年02月23日
TOPGUN Helmet HGU-33/P
さて先日のフライトシミュレーター用Cockpit繋がりで収集を始めた装備品関係から今回は米軍飛行士装備のヘルメットをご紹介してみます。

私が所有するヘルメットは主に米海軍のF/A-18やF-14に搭乗する飛行士用です。
米空軍のF-15、F-16パイロット用や米陸軍ヘリコプターパイロット用もありますが、米海軍飛行隊のヘルメットは派手な部隊マーキングが施されていることもありバリエーションが豊富なのです。
しかし私が最も興味を持ったヘルメットは架空の飛行隊のヘルメットでした。
それは映画 「TOPGUN」 に登場したマーベリック(若き日のトム・クルーズ)のヘルメットです。


それよりずっと昔の映画 「ファイナル・カウント・ダウン」 ではVF-84「ジェリー・ロジャース」が主役のF-14飛行隊となったのですが、その際に他の飛行隊から猛烈なやっかみが発生したのでTOPGUNでは架空の飛行隊で架空のデザインのヘルメットとなりました。
(同じ理由で映画 「エネミー・ライン」に登場したF/A-18Fスーパーホーネット飛行隊も架空の飛行隊です)
当時米海軍のF-14乗りのヘルメットは、HGU-33/Pというタイプだったのですが、映画 「TOPGUN」 ではより軽量・新式のHGU-55/Pに固定スライド式バイザーを付けて、HGU-33/P風にしたものがPropとして使われました。

私の 「TOPGUN」ヘルメットはジャンク状態だった HGU-33/Pヘルメットをレストアして、塗装とヘルメットマーキングを実施した自作Propです。

入手したHGU-33/Pはシェルが傷だらけでブームマイク用の穴が開き、アビオニクス無し、バイザー無しの状態でした。
シェルをエポキシパテで補修し、アビオニクスやストラップ、バイザー等は新品の交換用部品を用意して復元しました。

マーキングはベース塗装を映画のPropに近い濃紺の塗料で実施した後、赤・白・黄色の反射テープで再現しました。

一緒に写っている酸素マスクは F-14の高圧酸素に対応するレギュレータ付の MBU-14/P(Green)で す。

上記の酸素マスクもそうですがTOPGUNに登場する装備は1986年当時の古い物で最近の装備とは異なります。
こんな感じ。
このヘルメットを作った頃はウチのCockpitもまだまだ可愛い仕様でした。

実はこの映画に撮影用Propヘルメットを納めたFlightsuit 社はマーベリックヘルメットレプリカを販売していたのですが、「映画で使用されたヘルメットとは色味が根本的に違う」、「バヨネットレシーバーが塗装されていない」、撮影で使用されたヘルメットのマーキングは反射テープで実施されているがレプリカは「塗装のみで表現」など映画のファンからは微妙な評価でした。
余談
911テロ事件の後で米国防省は1980年以降に生産された米軍飛行士用ヘルメットの米国外への持ち出しを禁止しました。
それまでは米軍飛行士ヘルメットの大半を作っていたGENTEX社が代理店を経由して同じ型のヘルメットをそのまま民間向けに販売していた事もあり入手が容易だったのですが...大変残念。
これまでの投稿はこちらでサムネイルから閲覧いただけます。
★物欲警報★
英軍サブデュードパッチ(MW2装備用)
ACCハイダー(MASADA TAN用)
CQDタイプサイドスリングアダプター(HK416用)
タクティカルライト用オフセットマウント(MASADA TAN用)
私が所有するヘルメットは主に米海軍のF/A-18やF-14に搭乗する飛行士用です。
米空軍のF-15、F-16パイロット用や米陸軍ヘリコプターパイロット用もありますが、米海軍飛行隊のヘルメットは派手な部隊マーキングが施されていることもありバリエーションが豊富なのです。
しかし私が最も興味を持ったヘルメットは架空の飛行隊のヘルメットでした。
それは映画 「TOPGUN」 に登場したマーベリック(若き日のトム・クルーズ)のヘルメットです。


それよりずっと昔の映画 「ファイナル・カウント・ダウン」 ではVF-84「ジェリー・ロジャース」が主役のF-14飛行隊となったのですが、その際に他の飛行隊から猛烈なやっかみが発生したのでTOPGUNでは架空の飛行隊で架空のデザインのヘルメットとなりました。
(同じ理由で映画 「エネミー・ライン」に登場したF/A-18Fスーパーホーネット飛行隊も架空の飛行隊です)
当時米海軍のF-14乗りのヘルメットは、HGU-33/Pというタイプだったのですが、映画 「TOPGUN」 ではより軽量・新式のHGU-55/Pに固定スライド式バイザーを付けて、HGU-33/P風にしたものがPropとして使われました。
私の 「TOPGUN」ヘルメットはジャンク状態だった HGU-33/Pヘルメットをレストアして、塗装とヘルメットマーキングを実施した自作Propです。
入手したHGU-33/Pはシェルが傷だらけでブームマイク用の穴が開き、アビオニクス無し、バイザー無しの状態でした。
シェルをエポキシパテで補修し、アビオニクスやストラップ、バイザー等は新品の交換用部品を用意して復元しました。
マーキングはベース塗装を映画のPropに近い濃紺の塗料で実施した後、赤・白・黄色の反射テープで再現しました。
一緒に写っている酸素マスクは F-14の高圧酸素に対応するレギュレータ付の MBU-14/P(Green)で す。
上記の酸素マスクもそうですがTOPGUNに登場する装備は1986年当時の古い物で最近の装備とは異なります。
こんな感じ。
このヘルメットを作った頃はウチのCockpitもまだまだ可愛い仕様でした。
実はこの映画に撮影用Propヘルメットを納めたFlightsuit 社はマーベリックヘルメットレプリカを販売していたのですが、「映画で使用されたヘルメットとは色味が根本的に違う」、「バヨネットレシーバーが塗装されていない」、撮影で使用されたヘルメットのマーキングは反射テープで実施されているがレプリカは「塗装のみで表現」など映画のファンからは微妙な評価でした。
余談
911テロ事件の後で米国防省は1980年以降に生産された米軍飛行士用ヘルメットの米国外への持ち出しを禁止しました。
それまでは米軍飛行士ヘルメットの大半を作っていたGENTEX社が代理店を経由して同じ型のヘルメットをそのまま民間向けに販売していた事もあり入手が容易だったのですが...大変残念。
これまでの投稿はこちらでサムネイルから閲覧いただけます。
★物欲警報★
英軍サブデュードパッチ(MW2装備用)
ACCハイダー(MASADA TAN用)
CQDタイプサイドスリングアダプター(HK416用)
タクティカルライト用オフセットマウント(MASADA TAN用)
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部屋の中にコクピットがある・・・・・
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
ヘルメット横のワシ?のマークとかも自作ですか!?
いつも思うんですが、propの仕様は何か文献とかあるんでそか?(`;・ω・)
それともDVD等を穴の開くほど観て調査・・・?(;´Д`)
拘りのレベルが違うッ!(○言○)クワッ!
数年後、手に入れた900RをマッコイズG1羽織って乗り回すだけで、気分はマーベリックでした(*´д`*)
しかし、凄まじいコレクション。
羨ましい(・・;)
私のPropのヘルメットマーキングはネットで探した画像を参考にします。
A4コピー用紙にデザインをフリーハンドで書いてハサミやカッターで切り抜いて型紙とし、ヘルメットに乗せてイメージを確認します。
その後短冊状の反射テープを必要な面積に並べ、先のコピー用紙から切り抜いた型紙を反射テープの上に乗せてテープをパーツに分けて切り出します。
反射テープは伸縮性が高くて多少の無理が利くのでヘルメット上にマーキングを再現するのは割と簡単。
サープラス販売とヘルメットマーキングを仕事にしている米国の友人は、私がずっとカッティングプロッタを使ってると思ってたそうです。
手仕事ニッポン!
>900RをマッコイズG1羽織って乗り回すだけで、気分はマーベリック
その気分とても判ります。w
バイカーとして是非コルトウッズマンとCB750も入手してこれを再現してくだ(ry
http://www.doremi-co.com/wild7.html
私はコレで我慢します。w
http://mousou.secret.jp/inerk/inerk_img5/hiba02.jpg
Cockpitビルダーとしては私なんかまだまだです。
海外では本物のF-15やF-14、F-16の機首部分を買ってフライトシムのCockpitを作ってらっしゃる方がいました。
(耐用年数が過ぎたり事故で破損して修理不可となった機体を購入)
F-16Aの操縦桿とスロットルをお譲りいただいたベルギーの方はF-16の機首(キャノピー付き)。
F-14Aの操縦桿をお譲りいただいた米国の方はF-14の機首(前席部分までで後席は無しでした)。
何気にガレージや倉庫に乗用車やトラクターと一緒に戦闘機のホンモノの機首が置かれている画像はちょっとしたカルチャーショックでした。w
F-15同士の模擬空戦中、誤ってサイドワインダーミサイルが本当に発射されて撃墜された航空自衛隊のF-15の機首はとある遊園地に払い下げられて放置されていたそうなので日本でも実機Cockpitのシミュレータは夢ではないかも...
http://www.masdf.com/crm/crmdoweagle.html
ウッズマン、WA出さねーかなぁ…
ナナハン(K2)は所有してました(^^)
あー確かドレミが作ってましたねぇワイルド7(笑)
ねぇ。
MGC飛葉モデルはバレル切り過ぎなのでノーマルモデルを自分で切らないといかんですし。
MGCのウッズマン見ると、WAはいい仕事してると思う錯覚。
どもです。
今はもう部材が手元に無いのです...