2010年02月18日
Cockpit ...それは漢のロマソ
今回はちょっと脱線したPropをご紹介したいと思います。
ある意味ではFPSゲーム用のミリタリーアイテムPropと言えるのですが...
Prop(小道具)には少し大きいかもしれませんがホンモノに比べたら小さいのです。

きっかけは今となっては古典的なフライトシミュレータです。
エレクトロニックアーツからリリースされていたJane's F/A-18。
米海軍監修による、空母ロナルド・レーガンにおけるF/A-18E Super Hornet飛行隊の艦載機オペレーションを忠実に再現したソフトでした。
現在に至ってもこれを超えるリアルな艦載機オペレーションのフライトシミュレータは存在しません。

空母から発艦して同僚機と共に作戦空域まで移動。(同僚機はAI又はネットワーク接続した友人)
敵戦闘機と交戦。
後退して空中給油機と合流して給油を受け、空母に帰還して着艦...
このプロセスはミッションによっては1時間を軽く越えます。(もちろん実際の海軍飛行士の経験する飛行時間よりは短いのですが)
リアルな電子装置とマウスで操作可能なスイッチ、自由に視点を変更できるCockpit画面の主観視点は、PCに繋ぐJoystickとスロットル、ラダー操作を組み合わせることでバーチャルに米海軍の戦闘機飛行士を体感させてくれました。

計器表示やスイッチ類はライブ。MFD(多目的液晶ディスプレイ)は実機と同じ表示モードを備えています。

しかし逆説的に、実機とほぼ同様の難易度となる空中給油や、

燃料の残量を計算し、不要な燃料を投棄して着艦可能重量まで軽くしてからLSO(着艦指示士官)の指示に従って甲板へ進入して機のフックを甲板のワイヤーに引っ掛ける必要があるホンモノの米海軍飛行士用シミュレーターなみの難易度の着艦。
(降下率が大きすぎたり着艦速度が速すぎると車輪が折れて爆発)

実機のオペレーションを忠実に再現したがゆえに難易度は異常に高く、カジュアル嗜好のユーザーに敬遠された悲劇のソフトでした。
(AIが操作する空母の他の航空機との着艦順番待ちとかもあって、着艦の許可を無線で申請してから実際に甲板に下りるまで30分以上とかザラに掛かりました)


私はどちらかというとリアル嗜好派だったので敬遠どころかどっぷりハマり、F/A-18よりもF-14が好きだったので、MOD(改造データ)を作ってF-14でのオペレーションを楽しんでました。
ホンモノののF-14D飛行士が携行するチェックリストがこのシミュレータに役立つといえばそのリアルさがお分かりいただけると思います。


しかしいくら視点を自由に移せる3Dコクピット画面といっても、やはりパソコンのモニタに表示されるだけです。
ゴーグルタイプのPC液晶モニタを使ってみたりしましたが、やはり臨場感というか何かが足りません。
そこで!
海外で販売されていた、バスタブ型のベースCockpitに米軍の実機パーツ(F-4、F-14、F-16など)や自作パーツ(木やスチロール、塩ビ板)をこれでもかと導入して、シートやキャノピーも自作してF-14D風Cockpitを作ってみました。





もう部屋からは出せません。


その辺で止めておけば良かったのですがやがて目的と手段が逆になり、米空軍のPilot、米海軍の飛行士装備の実物を本格的にコレクションを始め、趣味部屋はこんな状態に。(トイガン用の部屋とはまた別であります)

ちなみに911のテロ以降、米国防省の方針で米軍装備がテロリストへ流れるのを防止するために、1980年以降に製造された現行型の飛行士装備(ヘルメットや酸素マスク、Gスーツやハーネスなど何でも)は米国からの国外持ち出しが禁止されました。
当時馴染みのディーラー(米軍ご用達の払い下げ業者)から、私がテロリストへ装備を横流ししている可能性がある外国人として国防省にマークされるかもとご連絡をいただき、純粋なコレクターである旨を証明する何かがないかと問い合わせをいただきました。
...この部屋の画像を送ったら容疑は晴れたらしいですが。
さすがに最近は他の趣味もあって生活空間が圧迫されており何セットか処分しようかと思っているのですが、欲しいと要望をいただく方が海外の方ばかりなので(ry
冷静に考えると今回ご紹介したCockpit...飛行機の操縦席の形をしたパソコンラックです。
ExcelやWordで会社の書類を作成もでき(ry
Jane's F/A-18 Team Super Hornet Along the River ミッションPlay動画
これまでの投稿はこちらでサムネイルから閲覧いただけます。
★物欲警報★
英軍サブデュードパッチ(MW2装備用)
ACCハイダー(MASADA TAN用)
CQDタイプサイドスリングアダプター(HK416用)
タクティカルライト用オフセットマウント(MASADA TAN用)
ある意味ではFPSゲーム用のミリタリーアイテムPropと言えるのですが...
Prop(小道具)には少し大きいかもしれませんがホンモノに比べたら小さいのです。

きっかけは今となっては古典的なフライトシミュレータです。
エレクトロニックアーツからリリースされていたJane's F/A-18。
米海軍監修による、空母ロナルド・レーガンにおけるF/A-18E Super Hornet飛行隊の艦載機オペレーションを忠実に再現したソフトでした。
現在に至ってもこれを超えるリアルな艦載機オペレーションのフライトシミュレータは存在しません。
空母から発艦して同僚機と共に作戦空域まで移動。(同僚機はAI又はネットワーク接続した友人)
敵戦闘機と交戦。
後退して空中給油機と合流して給油を受け、空母に帰還して着艦...
このプロセスはミッションによっては1時間を軽く越えます。(もちろん実際の海軍飛行士の経験する飛行時間よりは短いのですが)
リアルな電子装置とマウスで操作可能なスイッチ、自由に視点を変更できるCockpit画面の主観視点は、PCに繋ぐJoystickとスロットル、ラダー操作を組み合わせることでバーチャルに米海軍の戦闘機飛行士を体感させてくれました。
計器表示やスイッチ類はライブ。MFD(多目的液晶ディスプレイ)は実機と同じ表示モードを備えています。
しかし逆説的に、実機とほぼ同様の難易度となる空中給油や、
燃料の残量を計算し、不要な燃料を投棄して着艦可能重量まで軽くしてからLSO(着艦指示士官)の指示に従って甲板へ進入して機のフックを甲板のワイヤーに引っ掛ける必要があるホンモノの米海軍飛行士用シミュレーターなみの難易度の着艦。
(降下率が大きすぎたり着艦速度が速すぎると車輪が折れて爆発)
実機のオペレーションを忠実に再現したがゆえに難易度は異常に高く、カジュアル嗜好のユーザーに敬遠された悲劇のソフトでした。
(AIが操作する空母の他の航空機との着艦順番待ちとかもあって、着艦の許可を無線で申請してから実際に甲板に下りるまで30分以上とかザラに掛かりました)
私はどちらかというとリアル嗜好派だったので敬遠どころかどっぷりハマり、F/A-18よりもF-14が好きだったので、MOD(改造データ)を作ってF-14でのオペレーションを楽しんでました。
ホンモノののF-14D飛行士が携行するチェックリストがこのシミュレータに役立つといえばそのリアルさがお分かりいただけると思います。

しかしいくら視点を自由に移せる3Dコクピット画面といっても、やはりパソコンのモニタに表示されるだけです。
ゴーグルタイプのPC液晶モニタを使ってみたりしましたが、やはり臨場感というか何かが足りません。
そこで!
海外で販売されていた、バスタブ型のベースCockpitに米軍の実機パーツ(F-4、F-14、F-16など)や自作パーツ(木やスチロール、塩ビ板)をこれでもかと導入して、シートやキャノピーも自作してF-14D風Cockpitを作ってみました。



もう部屋からは出せません。
その辺で止めておけば良かったのですがやがて目的と手段が逆になり、米空軍のPilot、米海軍の飛行士装備の実物を本格的にコレクションを始め、趣味部屋はこんな状態に。(トイガン用の部屋とはまた別であります)

ちなみに911のテロ以降、米国防省の方針で米軍装備がテロリストへ流れるのを防止するために、1980年以降に製造された現行型の飛行士装備(ヘルメットや酸素マスク、Gスーツやハーネスなど何でも)は米国からの国外持ち出しが禁止されました。
当時馴染みのディーラー(米軍ご用達の払い下げ業者)から、私がテロリストへ装備を横流ししている可能性がある外国人として国防省にマークされるかもとご連絡をいただき、純粋なコレクターである旨を証明する何かがないかと問い合わせをいただきました。
...この部屋の画像を送ったら容疑は晴れたらしいですが。
さすがに最近は他の趣味もあって生活空間が圧迫されており何セットか処分しようかと思っているのですが、欲しいと要望をいただく方が海外の方ばかりなので(ry
冷静に考えると今回ご紹介したCockpit...飛行機の操縦席の形をしたパソコンラックです。
ExcelやWordで会社の書類を作成もでき(ry
Jane's F/A-18 Team Super Hornet Along the River ミッションPlay動画
これまでの投稿はこちらでサムネイルから閲覧いただけます。
★物欲警報★
英軍サブデュードパッチ(MW2装備用)
ACCハイダー(MASADA TAN用)
CQDタイプサイドスリングアダプター(HK416用)
タクティカルライト用オフセットマウント(MASADA TAN用)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
コレはすごい!男のロマンが詰まってますね
あぅあぅあー(←開いた口が塞がらない)
>...部屋の画像を送ったら容疑は晴れたらしいですが。
見方によっては余計に(ry
ん?
これって部屋から出せるんでそか?(`;・ω・)
それにしても、こんなたいへんなへんたいさんにたいへんなへんたいって呼ばれてたのか・・・
もう出せません(ry
(廊下から撮影したときの画像追加しました)
全面にプロジエクターを設置すればもっとリアルのようだ
詰まっているのは物欲の戦果(戦禍)です。
実は50インチのプロジェクターを置いたのですが、計器類も投影されてしまうので結局30インチCRTにしました。
(当時液晶だと20インチ前後しかなかったので)
コックピット内は初めて拝見したと思いますがー想像よりスゴかった・・・
あーたくさんパイロットがいるよ~!
私もこれくらい狂いたいです…………(;^_^A
どもです。
テロリストが「飛行士装備を着用して米兵を装い」基地のゲートを通過しようとするシチュエーションはどう考えてもありえないですが。w
自分に素直に生きればあなたにも(ry
ホントに大好きなんですよ自分も(ノ∀`) PC関係のスキルが平凡なので、なかなかここまで思い切れなかったな~
工学部出身なので、工作wは大好きですがね( `д´)b ここまで作っちゃうと私ならコクピット(部屋)から出なくなりますよwww
できるなら油圧でグイングインG動作させたい気分です /)`・ω・´)
いらっしゃいませです。
>できるなら油圧でグイングインG動作させたい
鉄パイプで組んだフレームの中で、テコの原理のJoystick操作で動くモーションコクピット
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=66ebBq_Fkfo
この辺ならやれそうですが...やらない...やらないぞー...
凄すぎるw。
どっかの展示品かと思いましたよ。
アホ丸出しでしょ。w
関西のTV番組から2回取材の申し出をいただいたのですが、当時仕事が半端なく忙しかったのと【家族に懇願されて】お断りしました。
今考えると取材を受けていればいい記念になったかもです。
その昔KOREAやF4のTactical Engagement、最後の頃はTSH
で何度かご一緒させて頂いていた者です。
DTFのお陰で私もすっかりコクピットビルダーになってしまい、
ここ最近もモーション化をシコシコ進めていたりします。
ご体調を崩されていた様ですが、くれぐれもお体にはお気を付け
下さい。
一緒に飛ばせて頂いていた某氏が他界されて間もなく、私もガン
で生死の境を彷徨いましたが、運良くこっちに戻って来れました。
生きていて、元気でいてこその物欲ですからね!w。
また遊びに来ます。では!。
ご無沙汰いたしました。
お送りいただいたコメントを万感の思いで読ませていただきました。
お体の件本当に大変でしたね。
懐かしい思いで一杯です。
昔のメールアドレスはMediabank自体が消滅しておりますので、
もしよろしければこのblogの左のバーのメニューから
「オーナーへメッセージ」
機能でメールをいただければ嬉しいです。
しかし凄いですね…ここまで徹底してる趣味人?って久々に見ました。TVではなくとも雑誌や他のblog等での紹介っていままでなかったのでしょうか?
個人的にはもっと広く知られていいというか認知されるべきレベルの凄さだと思うです(笑)
どもです。
実は大人の趣味系雑誌に数ページの記事と写真で掲載いただいたことがあります。
まあ、冷静に考えればパソコンラックなんですけどね。
じつは当方
Jane's F/A-18のMFDを作ろうと思ってこちらにたどり着きました。
構想中ですが
(F16クーガーパック×2 / 8インチモニタ(DVI)×4)
でMFDを作り1画面をメインの計5画面を予定しています。
コックピットの写真を拝見したところ
コックピットのMFDを表示されているみたいですが、方法を教えていただけませんか。
ぶしつけな質問ですみませんがよろしくお願いします。
どもです。
あのMFDは私がTSHで V1パッチを作ってた頃に友人が製作してくれた物です。
MasterPilotというキーボードエミュレーターユニットがベースで、交換可能なアクリルのシートに様々なMFD画面を印刷したものに背面から光を当てて発光させているだけなので、液晶表示などではありません。
そうでしたか。
謎が解けました。
ありがとうございます。
お伺いできたのも何かの縁だと思います。
また寄させていただきますね。
失礼いたします。
どもです。
お役に立てず残念です。
TSH作ってた頃の思い出が蘇って懐かしい気持ちで一杯になりました。
http://www2g.biglobe.ne.jp/~bknight/tsh.html
最近はもっぱら地上戦ですがまた遊びに来てくださいね。